ほんの少し前

学級閉鎖と子供のわくわく

インフルエンザ猛威を振るう、です。

学級閉鎖

息子くん、39度の高熱が出ました。これはインフルエンザだなと思った翌日には平熱に。なんなんだこれはと思いながらもまた熱が上がるかもしれないと思い学校を休ませる。学校から連絡があり、「出席人数が9人しかいないため木曜日まで学級閉鎖にします。」と。大変だこれはと思いながらも自分が子供の頃を思い出す。

子供の頃

『学級閉鎖』という響きだけでワクワクしてました。
いつもとは違う日が来たことに。

雪がすごく降って学校が休みになった。じっとなんてしてられない。積もりに積もった雪を見て飛び込みたいわけです。友達と雪合戦がしたくてしかたがないわけです。そんな気持ちを抑えることなんて無理なんです。スマホもポケベルも何にもない時代。どうやって集まったんだろう。

近所の友達が集まって雪合戦が始まった。少し高いところから飛び込んだ。『ばふぉ』と雪の中に。ケラケラ笑ってもうビジョビジョです。次の日には霜焼けができることなんて露知らず。ストップがかかるまで遊び続けるのです。夕方が近づくにつれ誰かのお母さんがやってくる。「そろそろ終わりやでー」「終わりって言ってるやろ!」「はい、終わり!」「ほんならこれで最後やで!」「もういいかげんにしなさい!」「もう風邪ひくで!」「こらー!」こんな感じです。子供は露知らずなんです。『露知らず』という言葉の使い方はさておき、家に帰るとこっぴどく叱られます。時には泣いちゃいます。でもワクワクには勝てないんです。

子供を見て思います

「9人しかいないから明日から学級閉鎖なんだよ!」「木曜日まで休みなんだよ!」「もうね、熱もないよ!咳も鼻も何にも出てないよ!ラッキー!」「あー、暇ー!」「やることないー!」「パパ、一緒に遊ぼ!」「ゲームしようよ!」

右肘を骨折してギプスを付けた姿で笑ってます。眉間の間の怪我もまだ治ってなくてマイクロポアテープを貼ったままの我が子は笑ってます。

ワクワクが止まらない

お父さんになった僕は、「なんだかつまらない人間になってしまったな」と少し思います。

数年前までこんなんじゃなかったのにな。真面目になってしまったか。いやいや、元々真面目か。あの頃(20代と30代の前半)が違ったのか。違ってはないか。それも僕か。これが大人ってことか。もっと楽しく生きなきゃな。もっと自由な発想を。リフォームももっと斬新な感じで考えるべきだな。

そんなことを思いながら歯磨きをしていると息子くんが「眠い!もう寝る!」って寝支度を始めます。まだ8時なのに。いつもは9時過ぎに寝るのに。

君は自由でいいね。とても良いよ。自由であれ。

脱線です

インフルエンザ猛威を振るう、をテーマに書き始めたのにいつの間にか脱線してました。いつだって脱線です。さ、僕も寝よう。

Author
ぼく

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日本で暮らす