次の日、二人で会うことに、特別な意味はないふりをした。喫茶店で三時間くらい話した気がするけれど、何を話したかはあまり覚えていない。
覚えているのは、笑い方だけだ。彼の笑い方は、中学の頃から変わっていなかった。
何かが始まるわけでもなく、その日は終わった。それでよかったと、今でも思っている。